【不動産売却の知識】⑩残金決済に全員集合~鍵の引渡まで

いよいよ最後の残金、引渡になりました。

売主様はちょっと寂しいでしょうが、最後の手続きを進めましょう。

順番としては、引渡し書類の確認をして、登記手続き、残金決済、鍵の引渡しを行って完了になります。

残金決済の場所と日時の設定

残金決済と引渡の場所は、買主様が融資を受ける場合は融資銀行で行います。

銀行に集まるのは、売主様、買主様、司法書士、仲介業者になります。

集合時間は、銀行の開いている平日の午前中が一般的です。

その理由としては、

  1. 司法書士が残金決済の後に、所有権移転登記、抵当権設定登記を行うために法務局に行く時間が必要なため
  2. 万が一関係者が登記書類を忘れても午後一番で仕切り直しすることが出来るため

などが挙げられます。

また、人によっては縁起を担ぎ平日の大安吉日を選ぶ方もいます。

但し、銀行が混む5、10の付く日や月末は控えた方が無難です。

振込や払い戻し手続きに時間がとられて決済時間が長くなってしまいます。

通常の決済時間は、1時間~2時間程度です。

決済の手続きをする女性

書類の確認

当日の必要書類等は、下記のとおりです。

①権利証(登記識別情報)

事前に営業マンにコピーを渡し、司法書士に確認してもらうと安心です。

売主様の中には登記簿謄本を権利証と勘違いして保管している方もいますので、注意が必要です。

②売主様の印鑑証明書1通

所有権移転登記に使用します。

転勤などで住所を変更している場合は、住民票(変更1回)や戸籍の附票(変更2回以上)が必要になります。

③売主様の実印(印鑑証明書の印鑑)

④身分証明書(運転免許証、パスポートなど)

⑤物件の鍵一式(玄関、物置等)

登記手続き

司法書士が、物件の権利証に間違いがないか、売主が本人かどうかを確認していきます。

権利証と本人確認が終わると所有権移転登記の手続きに入ります。

司法書士から売主様に物件の確認が行われ、売主様と買主様から委任状と登記原因証書に署名、捺印をいただきます。

売主様からは印鑑証明書、買主様からは住民票をいただきますが、買主様が銀行ローンを利用する場合は抵当権設定関係の書類も必要になります。

不動産登記のイメージ

残金決済・鍵の引渡

書類の署名、捺印が終了しましたら、司法書士から銀行の担当者に融資OKのサインが出て買主様の口座に融資金が振り込まれます。

通常は現金の出し入れをせずに、現金振り込みで決済を完了させます。

但し、当日に売主様が支払う仲介手数料や登記費用(住所変更登記など)は現金で用意する必要がありますので、売主様はその分を買主様から現金で支払ってもらうようにします。

その辺は、営業担当者が気を利かせて準備するのが一般的です。

また、仲介業者と司法書士からの領収証は忘れずに受領しましょう。

なお、売主様が発行する領収書(仲介業者が作成)には印紙が貼付されていません。

これは個人の場合、営利目的の売買でなければ印紙税の納付が必要ないからです。

代金決済が終了しましたら鍵の引渡と引渡書類の署名、捺印を行います。

この後に、買主様が物件に行って室内の状況や付帯設備(ボイラー、エアコン、ストーブ等)の確認を行えば完璧です。

また、売主様としては物件の清掃や余計なゴミを事前に処分しておくことが、買主様の印象を良くし、クレームの予防に役立ちます。

是非、これは実践していただきたいと思います。

鍵の引渡

まとめ

  • 残金決済は平日の午前中を選ぶのがベスト
  • 権利証は、事前に司法書士に確認してもらうと安心
  • 仲介業者、司法書士から忘れずに領収書を受け取る

今回も最後までお付き合いいただきありがとうございます。

 

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