アパート経営の差別化には設備ランキングで人気が高い「宅配ボックス」がおすすめ

私は賃貸経営をしていますが、時々不安になることがあります。

「以前から比べて家賃が下がっているが、まだ下がるのだろうか?」

 

「一度空室になると、次に決まるまでの期間がだんだん長くなっている」

 

「新築アパートが次々と建築され、空室がたくさん発生しないだろうか」

などと考えてしまいます。

なぜならば、空室のリフォーム費用、入居募集のために仲介会社に支払う広告費、空室期間の家賃未収の負担が大きいから・・・。

負担は、少なく見ても家賃の半年分、空室期間が延びれば1年分に該当します。

本当に困ってしまうのです!!!

最近は、人口減少やアパートの供給過剰が懸念されており、心配の種が増えるばかりです。

賃貸住宅増加の背景

平成15年1月の税制改正により、相続税の節税対策として多くの賃貸住宅が建設されました。

更に日銀の超低金利政策が長期化し、マイナス金利政策の導入で金利が低下したことも賃貸住宅が増加した理由の一つです。

今後の見通し

日本の人口は減少傾向にあり2005年の約1億2700万人から2060年には約8670万人になると予想されています。

これに対して、世帯数は未婚化、晩婚化、離婚等などによる単身世帯の増加などにより、2015年までは増加傾向にありました。

しかし、2016年以降に世帯数が減少していくとどうなるのでしょうか。

野村総合研究所によると2033年の空家数は2166万戸、世帯数の減少と総住宅数の増加に伴って空家率は3割超になり、本格的な空家時代の到来を予測しています。

恐ろしいことに、あと15年で空家率が30%台、10戸に3戸以上が空室になるのです。

入居率アップ、退去防止策

このように徐々に空家が増加し、家賃収入が減ってくると賃貸オーナーは苦しい立場に置かれるのは間違いありません。

ここは、入居者の立場にたった目線で居住環境を改善し入居率のアップ退去防止策を考えてみましょう。

新築アパートであれば、設計段階から人気設備を検討できますが、既存のアパートはそうはいきません。

オートロックや床暖房、浴室乾燥機などは後付が難しい設備です。

そこで全国賃貸住宅新聞社の「家賃が高くとも入居が決まる設備ランキング」2位の宅配ボックスが私のおすすめです。

全国賃貸住宅新聞社の「家賃が高くとも入居が決まる設備ランキング」1位の「インターネット無料」については以下の記事をご覧ください。

アパート経営で空室対策の切札が「アパートワイファイ」だ

宅配ボックスとは?

宅配ボックスとは、共用部分に設置する、不在時に届いた荷物を一時的に預かるロッカーのことです。

<受取方法>

1.不在時に宅配業者が宅配ボックスに荷物を入れる

2.宅配ボックスに任意の暗証番号を設定する

3.不在伝票に暗証番号を記入して、届け先の郵便受けに投函

4.帰宅した住人が不在伝票の暗証番号を確認して宅配ボックスを開けて荷物を出す

いかがですか、単身者によるネットショッピングには最適の設備です。

分譲マンションには以前からある設備ですが、既存の賃貸マンションやアパートにはあまり設置されていません。

実は、ここが狙い目なのです!!!

宅配ボックスは、全戸分用意する必要はありません。

全戸数の20%程度が必要個数ですので、総戸数10戸であれば2個必要になります。

但し、単身世帯とファミリー世帯では必要の度合いが違いますので、単身世帯ばかりだと30%にするなど、世帯状況に応じて宅配ボックスの個数や大きさを調整すればいいと思います。

宅配ボックスのメリット

  • 不在時に荷物の受取が可能
  • 再配達の心配がない
  • 女性の1人暮らしでも安心できる(直接受け取らない)
  • 都合の悪い時間帯に受け取らなくてもいい(電話中、入浴中等)

何と言っても一番のメリットは、自分がいなくとも荷物を受取れることではないでしょうか。

もし、不在時に配達に来られると再配達を頼まなければならず、何となく心苦しいのです。

そして、再配達の時間にいなければならないことが時間のムダだと思います。

また、女性の場合はどんな人が配達に来るか分からないため、一抹の不安を感じます。

特に女性一人住まいの場合は、電話中や入浴中はもちろん、休みで化粧をしていないと顔を見られたくないので配達に来られても躊躇してしまいます。

こんな時こそ宅配ボックスの便利さが実感できるのではないでしょうか。

宅配ボックスのデメリット

  • 大きな荷物は入らない
  • 冷凍、冷蔵の荷物は入れられない
  • 繁忙期に宅配ボックスの数が足りなくなる

デメリットは、あまり大きな荷物は入らないことです。

一般的な宅配ボックスのサイズは、2リットルペットボトル6本入りの段ボール箱が入る程度で、それ以上の大きさの箱は無理があります。

また当然ですが、冷凍、冷蔵の生ものは入れられませんし、年末年始の繁忙期などは需要が重なり宅配ボックスの数が足りなくなる恐れがあります。

まとめ

  • 2033年には空家率が3割を超える
  • 宅配ボックスは入居者の生活利便性を向上させる
  • アパートに宅配ボックスは少なく、差別化に最適
  • 宅配ボックスは世帯状況に応じた個数を設置する

今回も最後までお付き合いいただきありがとうございます。

 

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